水ダイエットは本当にいいの?その効果と正しいやり方について

 

こちらの記事では水ダイエットの効果と正しいやり方について解説していきます。

これまで様々なダイエット方法をご紹介しましたが、今回は水ダイエットについて解説していきます。

水ダイエットはやり方がとても簡単で、一日の水の摂取量を考えればいいものです。そもそも人が一日に必要な水の摂取量はどのくらいなのか、食事から摂取される分は? いつどのタイミングで飲むのがいいのか、水を飲むことと体脂肪との関係は? など詳しく説明していきますね。

目次

1.水ダイエットとは?

2.体内で水が果たしている役割3つについて

(1)必要な栄養素を体に送り込んでくれる

(2)老廃物を排出してくれる

(3)発汗することで体温調節をしてくれる

3.水ダイエットの驚くべき効果3つについて

(1)代謝がよくなる

(2)食べ過ぎ防止になる

(3)むくみが解消に期待できる

4.水分が不足するとどうなるか

5.水の摂取と体脂肪の関係

6.水を飲んで太ることもある?

7.水ダイエットの正しいやり方について

(1)1日に摂取すべき水の量

(2)水を飲むタイミング

(3)おすすめの水の種類

8.水ダイエットの注意点4つ

(1)水中毒になる可能性がある

(2)冷たい飲み物を摂取しすぎて体を冷やしすぎない

(3)しっかりこまめにお手洗いに行く

(4)効果が出なくてもすぐにやめない

9.まとめ

1.水ダイエットとは?

水を飲むことはダイエットにとってメリットが多くあります。また、水を飲むことでダイエットだけでなく体にとっても良い効果をもたらします。

ここで勘違いしてはいけないことは、食事の代わりに水を飲むといった危険でハードな置き換えダイエットではないですので、安心してください。水の大事な役割と、ダイエットに最適な「水の飲み方」についてご紹介します。

2.体内で水が果たしている役割3つについて

先ほどもお伝えしましたが、水を飲むことによって体に色々な効果をもたらします。

こちらでは水を飲むことによるメリットを解説していきます。

(1)必要な栄養素を体に送り込んでくれる

水には、体に必要な栄養素を取り入れてくれる働きがあるといわれています。食事の際に摂取した栄養素は、水によって体中に送り届けられるとされています。

また、栄養以外にも酸素を体のさまざまな細胞へ送り届けてくれる、役割を担っています。

(2)老廃物を排出してくれる

水には、老廃物を排出してくれる働きもあるとされています。毎日の食事により人間の体にはさまざまな栄養素が送り込まれていますが、それと同じように体で作られた老廃物や毒素を排出してくれると言われています。

毒素や老廃物が体の中に溜まったままになってしまうと生命が危険な状態になるため、水はとても重要な役割をしているんです。

また、水分が十分に摂れていないと、便が硬くなり、便のかさが少なくなって、腸内で移動しにくくなります。それなので、朝起きてすぐに水か牛乳をコップ1杯飲むと、腸が刺激されて動きがよくなり、便意が起こりやすくなります。

(3)発汗することで体温調節をしてくれる

人間は体温調節をおこなうことにより健康を維持していると言われていますが、その体温調節は発汗によってうまく調節されています。夏の暑い日には、いつもよりも汗が多く流れますよね。冬でも知らず知らずのうちに汗をかいていますが、この汗によって体温調整が行われています。

体内の水分量が不足すると汗の量も少なくなり、熱中症になったり脱水症状を起こしてしまったりと危険な状態となります。水は、健康状態を維持するためにもとても大切な存在なんです。

3.水ダイエットの驚くべき効果3つについて

水を飲むことで体にどういった効果が期待できるかお分かりいただいたと思いますが、こちらでは更に水を飲むことのメリットについて解説していきます。

(1)代謝がよくなる

まず最初に水を飲むことで代謝がよくなるということです。実は、水を飲むことにより血液の流れが悪い「ドロドロ血」状態だった血管が、水分が入ったことにより流れがスムーズな「サラサラ血」へと変わるとされています。

これにより血行が良くなり筋肉量が増えます。別の記事で何度もお伝えしていますが、筋肉量が増える事で基礎代謝も上がるため、摂取カロリーをうまく消費することが可能となるとされています。

(2)食べ過ぎ防止になる

ダイエットをされているほとんどの方がしっかり食事制限をされていると思います。水を飲むことは食べ過ぎ防止にもつながるため、食事制限のサポート役を担ってくれます。

おすすめは、食事の合間にしっかり水分を摂取することです。食事中に水を飲むと、お腹の中で食べ物が膨れて満腹度が期待できます。また、食事中にしっかり水を飲むことで、食事のペースが落ちてくるため、少しの量でも満腹中枢が刺激されて食べ過ぎ防止へとつながります。

(3)むくみが解消に期待できる

こちらに関しては意外だと思いますが、実はその逆で水を飲むことによってむくみの解消が期待できます。

一度にたくさん飲んでしまうとむくみの原因へとつながってしまいますが、適度に水を飲むことによって先ほどお伝えしましたが、便秘やデトックス効果が期待できるため、結果としてむくみ予防へと効果が期待できます。

4.水分が不足するとどうなるか

体内の水が不足すると特に夏の暑い日に引き起こしやすい熱中症や、脳の血管がつまったり破れて脳細胞に栄養が届かなくなり細胞が死んでしまう脳梗塞、動脈硬化により血管の内腔が狭くなり流れが制限されて心筋が壊死に陥る心筋梗塞など、命に係わる重要な病気を引き起こすことが心配されています。

体重を減らそうと無理な水分制限をしたり、水分を摂らないで真夏に炎天下の運動を長時間行うなど汗を大量に出すようなときは要注意ですので、しっかり水分補給をすることが重要です。

5.水の摂取と体脂肪の関係

残念ながら水やミネラルウォーターや炭酸水を飲んで体脂肪が減るという直接的な根拠はないとされています。

しかし、先ほどもお伝えしましたが、起床時に水分を摂ることで、夜間に失われた水分が補われ、排便がスムーズになるということはあります。また体内の細胞は水分を必要としているので、十分な水を補給し続けることで、カラダが本来持っている代謝機能を向上させることはできるでしょう。

6.水を飲んで太ることもある?

基本的には水やミネラルウォーター、無糖の炭酸水を飲んでも太りません。水を飲むことで当然一時的に体重は増えますが、健康な人の場合は、必要のない水は体外に排泄されるようにできているので安心して飲んでください。

ただし、スポーツドリンクなど甘い飲料やエネルギーのある飲料を大量に飲んだ場合は別です。糖分の摂りすぎにならないように注意しながら飲み物を選びましょう。

7.水ダイエットの正しいやり方について

水ダイエットも正しくやらないと逆効果になってしまう事もあります。そこで、こちらでは正しい水ダイエットのやり方について解説していきます。

(1)1日に摂取すべき水の量

1日に摂取すべき水の量は、成人で2.3リットルから3.5リットルとされています。しかし、これはあくまでも目安の数値となり、普段から体をよく動かしたり、汗をかきやすい方などは、水の摂取量を調節していった方がいいですね。

しかし、水は飲み物として摂取する以外にも、食べ物にも水分は多く含まれています。そのため、上記でお伝えした目安となる水の量を必ず摂取しないといけないというわけではありません。

(2)水を飲むタイミング

水を飲むタイミングは特に決まりはありませんが、一度に一気に飲むのではなくて、こまめに水分補給をすることを心がけるといいですね。先ほどもお伝えしましたが、一度にまとめてたくさん水を飲むと「むくみ」の原因になりかねません。

朝起きたとき・食事の合間・運動の前と後・お風呂に入る前後・夜。さらに寝る前には必ずコップ1杯の水を飲むとさらに効果的です。それ以外にも汗をかいたと思ったときや喉が渇いたと感じたときには、こまめに水分補給をするといいですね。

(3)おすすめの水の種類

皆さんもご存じだとは思いますが、水には「硬水」や「軟水」が存在します。実はそれだけでなく、さまざまな種類の水が存在します。そこ中でもおすすめの水の種類は特になく、どの水を飲んでも良いとされています。

「硬水」にはミネラルが多く含まれているため便秘解消の手助けをしてくれて、ダイエットには非常に最適です。しかし、日本人にとって硬水は馴染みがなく少し飲みにくく感じていますと思います。

それに比べて「軟水」は硬水ほどミネラルが多く含まれてはいませんが、飲みやすいという特徴があるため、ダイエットを続けていくうえでは大きな味方となってくれます。

8.水ダイエットの注意点4つ

(1)水中毒になる可能性がある

実は、水を大量に摂取すると「水中毒」になってしまう危険性があります。水を飲むと体の中ではさまざまな働きをおこない、最終的に腎臓で処理をされて体外へ排出されます。

しかし、水がダイエットに良いからと一度にたくさん飲んでしまうと、一時的に腎臓の働きが間に合わない状態になってしまう事があります。これにより、めまいや頭痛・吐き気などを引き起こす「水中毒」を発症するとされています。ダイエットに効果があるからといっても、水を一気に飲みすぎるのは注意が必要です。

(2)冷たい飲み物を摂取しすぎて体を冷やしすぎない

ダイエットに良いからと冷たい水をどんどん飲んでしまうと、体を冷やす原因となってしまいます。

体が冷えると脂肪が燃焼しにくくなったり冷え性を悪化させてしまったりといったことになりかねません。それなので、ぬるめの白湯を飲むなど工夫をおこない、体を冷やしすぎないように注意しましょう。

(3)しっかりこまめにお手洗いに行く

今までよりも多く水を飲むことになるので当然の症状ですが、お手洗いに行くのが面倒だからと我慢をするのは危険です。

お手洗いを我慢すると膀胱炎になる可能性があり、さまざまな病気や症状を引き起こしてしまう可能性もあるため、水ダイエットを始めたときは面倒であっても、しっかりお手洗いに行くことを心がけましょう。

(4)効果が出なくてもすぐにやめない

どんなダイエット方法でも共通しているのが、効果が出ないからといって、すぐにやめないということです。

ダイエットにプラスαで水を取り入れることにより、少しずつ基礎代謝が上がっていったり、便秘が解消されていきます。こういった体の変化で少しずつダイエットの効果が現れてきますので、すぐに諦めずに長期的目標を立てて続けていきましょう。

9.まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか?水ダイエットにはたくさんのメリットがあります。水ダイエットの正しいやり方と注意点をしっかり理解して、実践していきましょう。

水はダイエットばかりでなく美容や健康にも良いので、ぜひ積極的に取り入れて美しい体系を目指してみて下さい。

 

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